筑波山に次いで、つくば市で人気の山「宝篋山(ほうきょうさん)」!
趣の異なったコースが種類豊富に用意されていて、週末には駐車場が満車になるほど人気の山♪
今回はそのなかでも筆者がよく利用する「小田城コース」について、登山口やコースの様子、見どころについてご紹介していきます(^^)/
宝篋山って、どんな山?
今回ご紹介する宝篋山は、茨城県つくば市北東部にある標高461mの山です。
主な登山コースは6つほどあり、標準タイムが一番長いものでも2時間10分ほどで登ることができ、登山初心者の方でも気軽にチャレンジしやすいです!
山頂からの眺めの良さは抜群で、日本で2番目の広さを誇る霞ヶ浦や関東平野、明峰筑波山を望め、空気が澄んでいる日には富士山も見ることができますよ♪
宝篋山の場所▼
宝篋山・小田城コースって、どんなコース?
宝篋山登頂10回目の筆者の印象としては、小田城コースは宝篋山の定番コース・極楽寺に次いで2番目に人気のコースかと思います!
小田休憩所の駐車場の先に登山口があり、距離は3.2km、山頂までの所要目安時間は登り2時間・下り1時間20分とされています。
コースの特徴としては、極楽寺コースが最短で、ザクザクと標高をあげていくのに対し、小田城コースは緩やかにぐるぐると標高をあげていきます。
急登がないわけではないですが、登山口からすぐの短い岩場と、山頂手前くらいで、そそれ以外は木々に囲まれた緩やかな道を行きます。
そんなコースの特徴もあってか、トレラン愛好者の方にも人気のコースで、山道を駆けていくランナーの方を数多く見かけます(^^)
登山道は木々に囲まれていて、なかなか眺望を得られませんが、コース内の各所に展望所があり、極楽寺コースよりも景色を楽しめるスポットは多いです!
木々に囲まれ木陰も多く、夏の暑い日なんかの登山コースとしてもオススメですよ♪
↓↓宝篋山の定番コース「極楽寺コース」の紹介は姉妹ブログ・OneAccessから↓↓
※上記記事は筆者が姉妹ブログOneAccessで執筆したものです。
宝篋山・小田城コース!登山口やコース詳細、見どころを徹底紹介
では、さっそく小田城コースについて詳しくご紹介していきます!
登山口から山頂に向けて、見どころと合わせて順にご紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さいね♪
①宝篋山小田休憩所駐車場
登山口があるスタート地点は、極楽寺コースと同じ「宝篋山小田休憩所駐車場」から!
週末には満車になることも珍しくなく、お天気がいい秋の行楽日和なんかは平日でも満車なことも。
小田城コースの入口は、極楽寺・常願寺コース分岐を曲がらずに直進した駐車場の先にあります。
案内板が設置されているほか、極楽寺コースと同様に登山者用扉が設けられているので、比較的判りやすいかと思います。
扉を過ぎたら、草木に囲まれた道を進んでいきましょう!
②大師堂
登山者用扉をすぎて歩いていくと、すぐに大師堂が見えてきます。
平屋の建物前を過ぎ、お地蔵様が並ぶ道を進みます。
その先はちょっとした急登になりますが、すぐに終わるのでそこまで体力は消耗しないかと思います。
少し滑りやすい足元なので、注意して登って下さいね♪
③要害展望所
登り始めの急登をこえると、左手側に展望が望める道を進みます。
ほぼ平坦な道で気持ち良く登っていくと、「要害展望所」に到着します。
小田城コース内でもひときわ見晴らしのいい場所で、市街を一望できます。
テーブルや椅子も配されているので、景色を見ながらの小休憩にもオススメです♪
標高もまだそんなに高くなく、市街の細かなところまで見渡せるので、ぜひ一休憩していってみて下さいね♪
④舟ガ城跡展望所
要害展望所を過ぎると、再び木々に囲まれた道を行きます。
中世の道に入り、道なりに進んでいくと、左手側に「舟ガ城跡展望所」を示す案内板が出てきます。
50mほどで展望所に到着しますが、要害展望所に比べると眺望はいまいち。
晩秋や冬に訪れたら葉が落ちてもっと見晴らしがよくなるかもしれないので、冬くらいにも訪れてチェックしてみたいと思います(^^)/
⑤富岡山頂分岐
舟ガ城跡展望所を過ぎると、続いては「富岡山頂分岐」に出ます。
距離や所要時間が書いていないので不安になるかもしれませんが、富岡山頂までは徒歩5分ほど。
標高約110mで、テーブルやベンチなどが置かれていますが、眺望はありません。
小休憩にはちょうどいい場所なので、必要な方は寄ってみて下さいね♪
⑥堂平
富岡山頂から分岐点に戻り、再び宝篋山頂上方面へと進むと、ほぼ平坦な気持ちのいい道が続きます。
「堂平」という看板を過ぎてからも、道はしばらく平らでトレランで一番気持ちいい区間でもあります(^^)
⑦純平歩道分岐
平坦な道を進んだ先には「純平歩道分岐」が出てきます。
純平歩道をいくと極楽寺コースと合流することができますが、今回はそのまま小田城コースを進みます。
山頂まで約1.6km地点。ここからは緩やかに登っていきます!
⑧大峰ルート・七曲分岐
時折木の根が張り巡らされた道を登っていくと、ほどなくして「大峰ルート・七曲分岐」に到着します。
300mほど先で合流するのですが、両方行ったことがある筆者としては歩きやすいのは七曲方面(直進)!
とはいえ、そこまでの大差はないので、お好きな方を行ってみて下さいね♪
⑨七曲
大峰ルート分岐を行かずに直進すると、石や岩がやや目立つ道となり、すぐに「七曲」に到着。
傾斜は変わらずに緩やかな登りなので、足元に注意して歩いて行きましょう!
⑪幸福の門
七曲を過ぎると硯石が見てきて、その先で道は2つに分岐します。
どちらも山頂に続いていますが、左は山頂方面、右は幸福の門経由の道です。
大きな岩が門のようになって道をつくる「幸福の門」を通過し、登っていくと見晴らしのいい休憩所に出ます。
幸福の門の岩上に辺り、空気の澄んだお天気のいい日には牛久大仏や東京スカイツリー、富士山を望むことができます!
小田城コース内でもひときわ眺めがいいスポットなので、ぜひ寄っていって下さいね♪
⑫下浅間神社
幸福の門のすぐ上に位置する「下浅間神社」!
下浅間神社が祀られていて、そのすぐ前の岩場から景色を見ることができます。
ちょうど腰かけやすい平の岩があるので、幸福の門より少し高い位置からの見晴らしも楽しんでみて下さいね♪
⑬宝篋山頂上
下浅間神社から山頂まではもう残り僅か!神社を出て、少し登っていくと、山頂まで0.2kmと0.3kmの分岐があります。
どちらをいっても問題ありませんが、距離が近いということで0.2kmの方へ。ここからは最後の急登!
横木渡しの階段をずーっと登っていきます。
左手に鉄塔、その先に電波塔が見え、登りすすめていくと浅間神社の鳥居に。
鳥居をくぐると、「宝篋山頂上」に到着です!
目の前にドーンと見える筑波山、その反対側には日本第2の広さを誇る霞ヶ浦など、大パノラマが広がっています。
ベンチや机も数多く配置されていて、景色を楽しみながらの休憩やお食事にピッタリ♪
登り切った満足感と共に、山頂からの展望をじっくりと楽しんでから下山して下さいね(^^)
おわりに
展望所が豊富で、トレランコースにもピッタリな宝篋山・小田城コースの紹介はいかがだったでしょうか?
登山道中は展望がほぼない道のりですが、そのかわり展望所が数多く設けられて、道も緩やかな登りが多いので楽しい山歩きができるかと思います(^^)/
人気の極楽寺コースと比べると登山者も少なく、まったりマイペースに登れるので、ぜひ小田城コースも登ってみて下さいね♪
↓↓宝篋山・常願寺コースの紹介記事はコチラから♪↓↓
※ご紹介している記事内容は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページや該当スポットに直接お問い合わせください。
※記事内で使われている写真の無断使用や掲載はご遠慮ください。