日本遺産に選ばれている大谷寺(大谷観音)の境内にある「御止山」!
国の名勝にも指定されていて、山頂付近からは大谷石奇岩群や景観公園を一望することができます。
大谷寺参拝と合わせて、ぜひサクッと登ってみてほしいので、さっそく詳しくご紹介していきます(^^)/
大谷寺(大谷観音)について
弘仁元年(810年)に弘法大師によって開かれたと伝わる「大谷寺(おおやじ)」。
岩に覆われるようにしてたつお寺で、パワースポットのようなエネルギーを感じることができます!
ご本尊は日本最古の石仏とされている「大谷観音」。
自然の岩壁に掘られていて、大谷観音を含めて10体の石仏が国の特別史跡と重要文化財に指定されています。
石仏のほかに、縄文最古の人骨(本物)を見ることができる宝物館や、弁天堂、平和観音など見どころ満載!
大谷観光に訪れた際には、ぜひ参拝してみて下さいね^^
大谷寺の場所▼
大谷寺境内!御止山ってどんな山?
そんな大谷寺境内に鎮座するのが、今回ご紹介する「御止山(おとめやま)」!
江戸時代には日光輪王寺宮様の御用山で、秋になると松茸狩りをされるため、一般の人々が立ち入り禁止だったことから「おとめやま」と呼ばれてきたそうです。
「陸の松島」と称賛されていて、自然の大谷石奇岩群と赤松の織り成す美しい景観を楽しむことができ、平成18年には国の名勝にも指定されています。
山頂付近からは大谷の奇岩群を一望することもできるので、大谷寺を参拝された際にはぜひ登ってみて下さいね!
山頂まで片道15分!御止山に登ろう!
ということで、御止山に登っていきたいと思います!登山口は弁天堂の奥にあり、山頂までは片道約15分との案内です。
登り口のところに案内板や注意書きがあるので、一読してから登っていきましょう(^^)/
①登りはじめ
登り始めは木の階段が配されていて、歩きやすいです。
階段もそう長くなく、そこまで急でもないので、さくさく登って行けるかと思います^^
②中間地点(分岐)
中間地点にあたるのが、階段を登り切った先にあるちょっとした広場!
左右に道が分かれているのですが、案内板があるので判りやすいかと思います。
ちなみに記念碑(山頂)と逆の方向に行くとこんな感じのところでした▼
木が生い茂っていることもあり、あまり眺望もなくすぐに行き止まりでした(;^_^A
再びもとの道にもどって、記念碑方面へと歩いて行きましょう(^^)/
③記念碑(山頂)
広場から100mほど尾根道をいくと、すぐに記念碑(山頂)です!
また山頂周辺からは景観公園方面を一望できるスポットもあり、景色を楽しめます。
登り口の注意書きにもありましたが、景観保全のために転落防止設備などはありませんので、気を付けて景色を楽しんでくださいね♪
帰りはもと来た道を戻ります。往復30分くらいで巡れると思うので、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
御止山の場所▼
おわりに
日本遺産と共に楽しめる山歩き、「御止山」のご紹介はいかがだったでしょうか?
山頂まで15分と短い山歩きなので『歩き足りないぞ!』という方は、平和観音や大谷資料館など、周辺の歩いて巡れる観光スポットもぜひ巡ってみて下さいね(^^)/
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