日本三名瀑・袋田の滝のすぐ近くにある「生瀬富士(なませふじ)」!
山頂からの眺めの良さはもちろんのこと、頂上稜線の北の端に位置する「茨城のジャンダルム」は必見♪
駐車場や登山口はもちろんのこと、登山道の様子やジャンダルムへの行き方についてご紹介していきます(^^)/
生瀬富士って、どんな山?
冒頭でも簡単に触れましたが今回ご紹介する生瀬富士は、茨城県大子町の袋田の滝から1kmほどのところにあります。
袋田の滝から続く袋田自然研究路からもアクセスすることができ、月居山などと合わせて巡るコースが人気です。
その標高は406mと低いですが、ロープやクサリの岩稜をはい登ったり、山頂からのダイナミックな景色やその奥にある茨城のジャンダルムが楽しめたりと、なにかとおもしろみのある山です。
主な登山コースは2つほどありますが、今回は袋田温泉近くの登山口から登る最短コース(ピストン)をご紹介します(^^)/
生瀬富士の場所▼
目指せ茨城のジャンダルム!生瀬富士を登ろう
今回は下記の順に巡っていきます▼
コースの状態や様子、茨城のジャンダルムへと続く道など、詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さいね♪
①町営第二無料駐車場
今回のスタート地点は「町営第二無料駐車場」から!
袋田の滝から約1km地点、生瀬富士登山口から約200m地点にある無料の駐車場で、お手洗いや自動販売機などもあり、登山前後の拠点にピッタリです♪
車を停めて準備を終えたら、袋田の滝方面へと進み、町営第一無料駐車場の手前を左折します。
車道からも見える位置に道標があるので、その案内に従って進んでいきましょう!
②生瀬富士登山口
道標に従って民家の間の道を進んでいくと、すぐに「生瀬富士登山口」が見えてきます。
左に「国寿石大子工房岱山」の門があり、その反対側にある「山火事注意」の看板下に小さく「至 生瀬富士」の道標があり、そこから登山道へ続きます。
道標は小さいですが至るところにしっかりと設置されていて、意識さえしていれば見失うこともないと思うので、初めての方でも比較的判りやすい道のりです(^^)
③急登(ロープ)
登りはじめの登山道は緩やかで、倒木は多いもののそれほど危険な場所もありません。
雑木林のなかをハイキング感覚でゆるゆると登っていくと、傾斜が次第にきつくなっていき、ロープが張られた道となります。
月待の滝と生瀬富士の分岐を過ぎ、更に登っていくと傾斜はよりきつく。
山頂直前は岩場になり、張られたロープを頼りに登っていきます。
一番急な登りですが、ここをこえれば生瀬富士山頂なので最後の頑張りです!
④生瀬富士山頂
ロープに助けられながら岩場を登っていくと、「生瀬富士山頂」に到着です!
岩がゴツゴツとした狭い山頂ですが、男体山方面を望める南側の眺望が開けていて、見晴らし最高です♪
他に人がいなければこちらで休んでいくことも可能ですが、もし混み合っているようでしたら、次に紹介する茨城のジャンダルムの岩稜上で一休憩するのがオススメですよ(^^)
⑤茨城のジャンダルム
知らない人ですと山頂の道標と景色を見て先へ行ってしまいそうですが、せっかく生瀬富士頂上まで訪れたらぜひ「茨城のジャンダルム」まで行ってみましょう!
茨城のジャンダルムは山頂の北側に位置していて、登ってきた道と立神山方面へと下っていくロープが張られた道の間の道を行きます。
ゴツゴツとした岩場を少し下ると、すぐに岩肌にロープが張られた道(?)が見えてきます。
足場に気を付けながらロープに沿って進んでいくと、茨城のジャンダルムと呼ばれる岩稜が飛び込んできます。
眺めのいい岩稜を歩いていくと北の端の岩場までいけ、ぼこんと突き出た大きな角礫岩の上に手で持てるこの「茨城のジャンダルム」の道標があります!
本場のジャンダルムについて微塵たりとも知らない筆者ですが、この道標との記念撮影はなんだか得体の知れない達成感が(笑)
その更に奥には県北ロングトレイルの道標があり、素晴らしい景色が広がっています。
茨城のジャンダルムを満喫したら、生瀬富士まで登り、足元に気を付けて来た道を再び戻りましょう(^^)/
おわりに
見晴らし最高の「生瀬富士」、そしてその北側の岩稜「茨城のジャンダルム」のご紹介はいかがだったでしょうか?
今回は5歳の息子と一緒だったこともありピストンでしたが、次回は月居山の方までぐるりと歩いてみたいと思います(^^)
紅葉もちょうど見ごろだったので、ぜひこの機会に生瀬富士&茨城のジャンダルムを楽しんでみて下さいね♪
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