関東の嵐山といわれる茨城県・城里町の「御前山」をハイキングしてきました!
道の駅かつらに隣接したBBQや川遊びが楽しめる無料キャンプ場・ふれあい広場を拠点に、自然が織りなす美しい登山道と時折出会う見晴らしのいい眺めと共に約10kmのハイク♪
今回は御前山ハイキングコースのオススメコースや登山道の様子、見どころポイントなどについて詳しくご紹介していきます(^^)/
\「道の駅かつら」の紹介記事はコチラから▼/
「御前山」って、どんな山?
那珂川の流れと原生林の織りなす美しい景色から「関東の嵐山」、または「常陸の嵐山」と呼ばれる「御前山(ごぜんやま)」。
常陸大宮市御前山地区から城里町にかけて「御前山県立自然公園」に指定されていて、標高200~300mの山が連なっていて、御前山はその中心に位置しています。
標高は156mと低く、那珂川近くに位置する東登山口や西登山口からのピストンでしたらお子さんからご年配の方まで気軽にチャレンジできます。
もっと長く山歩きを楽しみたいという方には「御前山ハイキングコース」がおすすめ。
ショートコースとロングコースの2つのコースが用意されているので、それぞれご紹介していきます!
「御前山ハイキングコース」について
前述したように御前山ハイキングコースにはロングとショートの2つのハイキングコースがあります。
どちらも道の駅かつらを起点・終点にしていて、ぐるりと1周して戻ってくるループ登山です。
スケジュールや体力に合わせてお好みのコースを選択してみて下さいね♪
御前山ハイキングコース(ショート)
距離:3.7km/所要時間:約1.5時間
御前山ハイキングコース(ロング)
距離:10.2km/所要時間:約3.5時間
御前山ハイキングコース(ロング)を歩こう!
では、さっそく御前山ハイキングコースの登山道の様子や見どころについてご紹介していきます!
今回ご紹介するのは約10.2kmのハイクが楽しめるロングコースについて♪
途中でショートコースの様子もちょこちょことご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^)
①道の駅かつら(スタート)
御前山ハイキングにピッタリの拠点が道の駅かつら!
道の駅なのでお手洗いもありますし、自動販売機や売店などもあるので、出発前の準備や買い足しなども安心です♪


常陸秋そばや鮎の塩焼きなんかも味わえるので、帰ってきたあとが楽しみです(*´▽`*)
②東登山口
道の駅かつらから東登山口は徒歩5分前後でアクセスできます。
那珂大橋を目指してそこから車道に出ればすぐに登山口の看板が見えるので、初めての方でも判りやすいかと思います。


御前山・鐘つき堂跡と青少年旅行村分岐まではショートコースと同じ道のりなので参考にしてみて下さいね♪
③御前山
最初は木々が生い茂ってやや鬱蒼とした登山道を歩いて行きます。
御前山は江戸時代から「御留山(おとめやま)」として全ての樹木の伐採が禁じられてきたため、自然に任せた植生の様子を楽しめます。
森の深さが感じられ少し構えてしまうかもしれませんが、登山道はしっかりと整備されていますし、案内板も細かく設置されているのでご安心を(^^)
歩きはじめはに標高156mの山頂に向けてやや登りが続きますが、約15分前後ですぐに御前山に到着します。


ここでの眺望はありませんが、ちょっと進んだ先にある鐘つき堂跡からは南側の眺望がのぞめます。


御前山から10分~15分ほどで行けるので、ぜひ行ってみて下さいね♪
④鐘つき堂跡・西登山口分岐
御前山からはほぼ平坦な道のりが続きます。
東登山口と鐘つき堂跡の案内板を後者に向かって歩いて行くと、お次は青少年旅行村と西登山道を示す看板が見えてきます。


ここからは青少年旅行村の看板をおって進路をとっていきます。
西登山口との分岐を過ぎたら、いよいよ本格的な縦走路の始まりです♪
⑤第2あずま屋
西登山口との分岐を過ぎたら、青少年旅行村までの縦走路はザックリいうと木の階段と平坦の道の繰り返しです。
小さなアップダウンは何度もありますが、そこまで厳しい道のりではありません。
案内板も随所に設置されているので、道も判りやすいです。
新録の気持ちいい道を1kmほど進んでいくと車道が見えてきて、道路に沿うようにして林道を歩いて行きます。


そこから更に約1km歩いて行き、一度車道を横切って200mほど進むと第2あずま屋を示す案内板が出てきます。


第2あずま屋からは長閑に流れる川や田畑の景色がのぞめるので、休憩がてらにぜひ立ち寄ってみて下さいね♪
⑥第1あずま屋
第2あずま屋から青少年旅行村までは約2.5kmあり、55分ほどとのこと。
細かく設置してある案内板を追って、ひたすら緩いアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。


400mほど進んだところで再び車道を横切り、また登りへ。


木の階段と平らな道の繰り返しを1kmほど続けると、第1あずま屋が見えてきます。
第1あずま屋に眺望はありませんが小休憩にはピッタリ♪
水分補給や気分転換をかねて、少しゆっくりしていくといいかもしれません(^^)
⑦展望台(富士山)
第1あずま屋を過ぎた辺りで、青少年旅行村までようやく1kmを切ります。
決して辛い道のりではなく、木々に囲まれた縦走路も常に美しいのですが、眺望がなく単調なアップダウンが続くため、景色には飽き始める頃かもしれません(笑)


そんなころに現れるのが、救いの展望台!
こちらは標高183mの富士山頂にある展望台で、今までで一番いい眺めを楽しめます。
ここから青少年旅行村まではあと少し!気分転換をして、ラストスパートです♪
⑧御前山青少年旅行村
展望台から長い階段を下って200~300mほど進むと、いよいよ御前山青少年旅行村が見えてきます!


赤い屋根の建物目指して下っていき、ようやくゴ~ル(折り返し地点ですが 笑)♪
青少年旅行村は自然のなかでバーベキューやキャンプなどが楽しめるほか、マウンテンバイクの貸出なども行っているそうです!
グリーンハウスや様々なキャビン、コテージなどもある茨城県内最大級の公営キャンプ場とのことなので、ファミリーやお友達と利用すると楽しそうです(^^)
青少年旅行村を見ながら小休憩を終えたら、ここからは県道212号を爽快ランで道の駅かつらへ帰りましょう♪
⑨県道212号
青少年旅行村から道の駅かつらまでは、県道212号(赤沢茂木線)を通ってほぼ一本道でたどり着けます。
道の駅までは約3.5kmで、眺望のいい畑の道を走って(歩いて)いきます。
これまで7kmほど同じような景色の中を歩いてきたので、この爽快さはたまりません(≧▽≦)
多少のアップダウンはあるものの、車道なのでとても走りやすい道のりです♪
⑩道の駅かつら(ゴール)
県道212号を進んでいくとやがて那珂大橋が見え始め、もときた東登山口を通りすぎ、そこから200mほど道の駅かつらに到着です!


帰り道は驚くほどあっという間でビックリ(☆∀☆)
ハイク後はスタート前に楽しみにしていたグルメを頬張ったり、清流・那珂川の冷たい水で涼んだり、隣接の無料キャンプ場で休憩したりと、まだまだやりたいことがいっぱい♡


ぜひ思い思いの時間を過ごしていって下さいね♪
おわりに
関東の嵐山といわれる「御前山ハイキングコース」の詳細や見どころのご紹介はいかがだったでしょうか?
道の駅かつらや那珂川での川遊び、無料キャンプ場と合わせて楽しめるハイキングコースなので、とってもオススメです(*´▽`*)
城里町の大自然やアウトドアを満喫しに、ぜひ御前山ハイキングコースを訪れてみて下さいね♪
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