世界自然遺産・知床で人気のスポットのひとつ「知床五湖」！
湖や豊かな自然を満喫できる地上遊歩道が設けられていますが、時期によってレクチャーやガイドツアー限定、立ち入り手続きなど利用方法が異なるのをご存じでしょうか？
今回は手続きやレクチャー不要で、シーズンを通して無料で自由に巡ることができる知床五湖の「高架木道」についてご紹介します(^^)/
知床五湖って、どんなところ？
知床半島の原生林の中にある5つの湖「知床五湖」。
それぞれの湖には固有の名称はなく、便宜的に一湖、二湖、三湖などと呼ばれています。
知床五湖フィールドハウスを起点に、湖周辺を巡れる地上遊歩道や高架木道があり、知床の自然を間近で体感できます。
知床を代表する人気観光スポットのひとつですが、シーズンによって利用方法が異なるので事前に調べておく必要があります。
ガイドツアー限定の時期などもありますので、知床五湖を訪れる前に確認してみて下さいね！
知床五湖の場所▼
シーズンによって異なる利用方法について
知床五湖を訪れる際に重要になってくるのが、シーズンによって異なる地上遊歩道の利用方法。
知床五湖には開園から閉園までの間、「植生保護期」と「ヒグマ活動期」のシーズンがあります。
2024年は開園～5月9日＆8月1日～11月8日が「植生保護期」で、5月10日～7月31日まで「ヒグマ活動期」となっていて、筆者たちが訪れたのは植生保護期でした。
訪れる期間がどちらのシーズンかによって利用方法が異なり、植生保護期はレクチャーを受けて散策(①申請書を記入→②料金の支払い→③レクチャーを受講)、ヒグマ活動期はガイドツアー限定です。
また、シーズンに関わらず、いずれの期間であってもヒグマの目撃などにより地上遊歩道は利用できなくなることもあるので頭に入れておきましょう！
知床五湖フィールドハウスの場所▼
手続き不要！無料&自由に散策できる高架木道！
レクチャーやガイドツアーの時間、手続きなど、ちょっと大変そうだな…と感じられる方も多いかと思います。
そんな方におすすめなのが、シーズンを通して無料で自由に散策することができる「高架木道」！
高架木道はヒグマが出没して地上遊歩道が利用できない時のために造られ、開園中はシーズンに関わらず自由に利用することができます。
高さ約2～4mのバリアフリー木道が800mにわたって続いていて、見ることができる湖は一湖のみです。
ヒグマ活動期でも植生保護期でも立ち入り手続きの必要もなく無料で利用できるので、気軽に知床の大自然を楽しめます^^
知床の自然を気軽に満喫♪高架木道を歩こう！
ということで、立ち入り手続き不要で自由&無料で散策できる「高架木道」を歩いて行きたいと思います(^^)/
高架木道は知床五湖パークサービスセンターの横から始まるですが、なんの手続きも要らずなので、レクチャーやツアーの時間なども気にせずに自分のペースで自由にスタートできます♪
ヒグマが登らないように高さが2m以上もある木道には、更に電気柵も備えてあり、安心して歩けます！
高架木道には3つの展望台があり、入口から約250mに「連山展望台」、入口から約500mに「オコツク展望台」とあり、知床連山や海の景色を楽しむことができます。
そして高架木道の最奥にあたる「湖畔展望台」からは、一湖と知床連山を一緒に見ることができ、撮影スポットとして人気です！
それぞれの展望台からの眺めはもちろんのこと、野生動物や自然を間近に感じながら歩くことができる木道そのものの道のりも大変美しいので、ぜひ高架木道を歩いてみて下さいね(^^)
鹿さんとたくさん出会えたよ！写真では小さいけど(^▽^;)
高架木道周辺の地図▼
おわりに
開園中のどのシーズンであっても、手続き不要&無料で自由に散策できる「高架木道」のご紹介はいかがだったでしょうか？
レクチャーや手続きなどの時間を気にせずにすぐに歩きだせるので、タイムスケジュールも組みやすくオススメです！
道も歩きやすく、気軽に知床の大自然を感じられるので、ぜひ高架木道を散策してみて下さいね♪
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